近鉄グループホールディングスとは?
近鉄グループホールディングス(9041)は、東証プライム上場の大手私鉄グループ企業です。
2025年11月15日現在の株価は 2,905円。
指標は以下の通りです。
- PER:11.82倍
- PBR:1.01倍
- ROE:8.77%
財務状況は非常に良好で、堅実な経営を続けています。
多角化された安定経営
同社は鉄道を中心に、不動産、流通、ホテル・レジャー、国際物流など幅広い事業を展開しています。
いずれの分野でもしっかりと利益を上げており、「一つの事業に依存しない安定経営」が魅力です。
中核となるのは 近畿日本鉄道株式会社。
名前に「日本」とあるように、かつては近畿から全国へ鉄道網を広げようという壮大な構想があったとも言われています。
現在では JRを除く私鉄で日本最長の営業距離(501.1km) を誇り、名古屋~大阪を結ぶ「名阪特急」は、新幹線や高速バスにも対抗する利便性を持っています。
株価・配当・利回り
現在の株価:2,905円
配当金:年間60円(増配)
配当利回り:約2.06%
近鉄GHDはここ数年、業績回復に伴い増配傾向が続いており、配当の安定感もあります。
魅力的な株主優待
近鉄グループホールディングスには、100株(1単元)以上の保有者向け株主優待があります。
優待内容(100株):
- 近鉄全線片道乗車券(年間8枚)
- グループ施設優待冊子
特に片道乗車券は実用性が高く、1枚で大阪~名古屋間(通常2,860円)を無料で移動できます。
※特急利用の場合は別途特急券(1,930円)が必要。
さらに裏技として、この切符は 金券ショップで売却可能 です。
時期によりますが、1枚あたり 1,400円〜1,800円 で買い取ってもらえます。
実際に売却してみた結果
お金丸は実際に優待切符を 大阪駅前第2ビル地下2階の金券ショップ にて1枚1,800円で売却した経験があります。
同じビルに3店舗ほどあり、ビジネス街ということもあって名阪特急の需要が高く、買取価格の競争が起こっていました。
大阪以外でも、ネット買取を利用すれば1,400円前後で売却可能です。
利回りを7%近くに引き上げる裏技
仮に優待切符8枚をすべて金券ショップで売却した場合、
1枚あたり1,800円 × 8枚 = 14,400円相当の価値。
配当金6,000円と合わせると、
→ 年間 約20,000円の実質リターン(利回り約6.8%) になります。
長期保有で「お金の木」を育てる
鉄道を軸に多角化している企業は、地に足のついた安定基盤があり、長期保有に向く銘柄です。
仮に今100株(約29万円)を購入して6.8%利回りを維持できれば、約15年で投資元本が回収できます。
その後も持ち続ければ、年間2万円を生み出す「お金の木」となります。
もちろん、減配や優待廃止、株価下落のリスクはありますが、短期の値動きに一喜一憂せず、生涯保有のつもりで持つのが理想です。
私の実体験:学生時代からの近鉄株保有
私は学生の頃、アルバイトで貯めたお金で近鉄GHD株を初めて購入しました。
理由は単純で、「バイトの通勤に近鉄電車を使っていたから」です。毎日近鉄のホームは利用者で溢れており、沿線も「近鉄~」とつく施設や企業がよく目に留まりました。
コロナ禍では減配や株価下落もありましたが、これまでに
- 株主優待切符:36枚(すべて売却で約6万円)
- 配当金:約14,000円
を受け取りました。
株価自体は購入時より下がっていますが、受け取った現金ベースでは約7.5万円を回収済み。
定期的にお金が入ってくる仕組みがあると、精神的にも非常に安定します。
株式投資で大切にしていること
株式投資で安定して資産を増やすためには、まず「お金を生み出す木」を育てることです。
今回の例で言えば、バイト代で買った近鉄GHD株という“苗木”が配当金や優待を生み、
その果実でさらに新しい株“苗木”を買って“森”を育てていくイメージです。
短期的な株価の上下に左右されず、「増やす仕組み」を持つことが何よりの安定です。
まとめ
近鉄グループホールディングス(9041)は、
- 安定した経営基盤
- 実用的な株主優待
を兼ね備えた、長期投資向きの優良銘柄です。
配当+優待売却で実質利回り7%近く。
学生時代に購入した私自身も、今もなお「持ってよかった」と思える株の一つです。



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